LHサージ(LH surge)とは

黄体形成ホルモン(LH)の濃度が上がる事

LHサージとは、排卵直前に起こる黄体形成ホルモン(以下:LH)の分泌量が増加する現象です。仕組みはとってもシンプルなのですが、卵胞が大きく成長するに連れて、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が増える事に影響されてLHの濃度が高くなります。

簡単に考えるなら、「卵胞が大きく成長してますよー!」という合図を受けて、今度は、「そろそろ排卵しましょー!!」というのがLHサージという事になりますね。

となると、LHサージがピークに達した状態は、「まもなく排卵ですよー!!!」という事になり、通常半日~1日程度で排卵が起こるとされています。

では、どのように卵胞が十分に成長した事を察知しているのかですが、まず、卵胞が成長して大きくなると、それに合わせてエストロゲンの分泌量が増えます。

これは、卵胞が分泌しているホルモンですね。

エストロゲンの血中濃度が増えた事が脳の視床下部が察知すると、今度は、性腺刺激ホルモンの一つであるLHの分泌量が増えます。

LHは、黄体形成ホルモンという名前のとおり、卵胞を黄体にチェンジするよう促す働きがあります。

名前が似ているのでちょっとややこしいですが、以下のように違います。

視床下部→(命令)→脳下垂体→(分泌)→LH
卵胞→(排卵)→黄体→(分泌)→黄体ホルモン

卵胞は、中にある卵子を排出したらそれで役目が終了というわけではなく、その後は、黄体という組織に名前を変えて、今度は、黄体ホルモンを分泌するという役割を担っています。

卵胞が排卵を終えて黄体になると、今度は、体温を上げたり、子宮内膜を厚くするなどの為に黄体ホルモンを分泌するというように繋がっていくというわけです。

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